乳児健診

乳幼児健診は、お子さまの成長や発達を確認する大切な機会です。問診や診察、身体測定などを通じて健康状態をチェックし、病気の早期発見にもつながります。
お子さまの健やかな成長のために、ぜひ定期的に健診をご利用ください。

名古屋市では、乳児健診は3-4ヶ月健診、1歳半健診、3歳児健診を行っております。
小児科にて、9-10か月健診を行っております。

①成長
②発達
③病気の有無
④子育ての不安や心配事
などの確認をし、保健センターや必要があれば、小児科等の受診をすすめます。

赤ちゃんのころは、体重です。体重が増えない最大の原因はミルク不足にあります。十分に飲んでいるのに体重が増えない場合は、なんらかの病気が潜んでいる可能性があります。頭の大小で脳の発達や病気、頭蓋骨の病気を確認します。低身長、高身長も病気が潜んでいる可能性があります。

3－4ヶ月　首が座る
5－6ヶ月　寝返り
7－8ヶ月　お座り
8－9ヶ月　ハイハイ
10ヶ月　つかまり立ち
1歳　ひとり歩き

言葉をどの程度理解するか、しゃべれるか？なんらかの病気が隠れている可能性もありますし、発達障害があるのかもしれません。

心雑音：小児循環器外来にて心エコー
皮膚・外表の異常：乳児湿疹、アトピー、血管腫、異所性蒙古斑などのあざ、臍ヘルニア、陰嚢水腫、停留精巣
眼の異常：斜視、弱視→眼科受診（日進市でも屈折検査導入）
耳の異常：耳鼻科受診
股関節脱臼：小児整形外科受診

尿潜血、尿蛋白：腎炎やネフローゼ
尿白血球：尿路感染や膀胱炎
尿糖：糖尿病、腎性糖尿
尿ケトン体：脱水や栄養不足
尿比重（尿の濃さ）：夜尿症の診断、尿崩症、SIADH

最終的には、その専門の科を受診しないとわからないこともあります。小児科は「こどもの総合医」です。小児科学会の掲げている言葉ですが、どこの科にかかるか迷われたときは小児科を受診してみてください。適切な治療法、また適切な科へとご紹介いたします。

乳児健診CHILDCHECKUP